FRACTAL CAKE STAND M SABI

700年続く岐阜県土岐市の名窯、兵山窯との共作となる「fractal（フラクタル）」シリーズ。梅花皮（かいらぎ）という日本独自のユニークな技法を使用し、釉の縮れによって生まれる小さなヒビが特徴です。プリミティブで力強い梅花皮とクラシカルな西欧のシェイプの掛け合わせによる、シンプルな曲線の中に静かな力強さを秘めたコレクションです。

ケーキスタンドは、ホールケーキや焼菓子、季節の果物をのせることで、センターピースとしてテーブルを華やかに演出します。高さも皿の直径もやや小ぶりなMサイズは、ホールケーキの4号（12cm）～ 5号（15cm）程度をバランスよくのせることができます。

フードだけでなく花やガラスの瓶をのせても、素敵なインテリアアイテムに。皿は台座から外れるので、収納がしやすいだけでなく、残ったケーキなどをそのまま冷蔵庫へ入れることができます。一口サイズのオードブルを並べてサーブするなど、フラットなプレートとしての使用も可能です。

「sabi（サビ）」は本当に錆びているかのような仕上がり。古木のようにも、石のようにも見えて、圧倒的な存在感があります。fractalの中でも個体差が大きく、全体的に白っぽくなったり、茶色が濃く出たり、釉薬に黒っぽい色味が出たりと、個性をお楽しみいただけます。

色の出方や濃さは1点ずつ異なり、鉄分の黒や茶の点、土に含まれる石粒が削りの過程で取れた穴が残ります。梅花皮の表情をたっぷりと感じていただくために釉薬はごく薄くしかかかっていないため、使用するうちに油や食品の色が染み込んでいきますが、その変化も大きな魅力の一つとなって、使い込むほどに愛着が湧いていきます。

生産工程上、色の出方や濃さは1点ずつ異なります。また、黒や茶の点が出たり、小キズや欠け、釉薬をかけ流した跡やムラが生じる場合がございます。

※ イメージにはカラー違いを使用しています。